ちょっと寄り道

ハンチョルスのブログ

 

個性を身につける事は大抵の人にとって容易ではない

テレビで芸人のネタを見て「つまらない」と切り捨てたり、SNSのプロフィールに「/」で区切って好きなものを羅列したり、彼氏のスペックを自慢したりする君が見つめなおすべき“個性”と“意識” - サササササーカス・ディディディディディスコ

 

伝説のはじまり

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先日のラグビー東大阪朝鮮中 vs 勝山中
試合は大差で勝山が勝った。
しかし、後半終了間際に連続で奪った
FWが押し込んでのトライ。
 
加藤さんに頂いたコメントに衝き動かさ
れて告白すると、正直僕はこのトライに
感動して泣きそうになった。初めてまとも
に観に行った息子の同級生の試合で、他の
親たちもいるなかそれはあまりにみっとも
ないので辛抱したけれど、あれが長い間
応援してきたチームなら、泣いているのを
見られても恥ずかしくはなかったと思う。
 
加藤さんはこうコメントしてくれた。
「負試合の終了間際のトライ!私は最も感動
します。物理的に逆転勝利なんて無いのに
クタクタの身体を気力で力を合わせて
押し込むトライ!これがラグビーって感じです。
負試合って疲れるんですよねf^_^; でも最後に
一本決めると、楽になれるんですよね(*^_^*)」
 
ほんまやな~、と思う。
子どもたちが見せたあの意地あの根性。
あれを称えなくて何を称えるのか。
 
あの最後の2トライは、このチームの
伝説の始まりになるのではないか。
そんな予感がある。

小さな前進を見逃さない目が勇気を生む

 失敗する勇気はイコール、チャレンジ精神。難しいことにトライしようとする気持ちをひきだすには、寄り添う姿勢と観察力が必要です。

 まず、子どもの変化をよく観察しましょう。

「トライしてごらん」とやらせたあとに、失敗するとします。「OK。ミスしても大丈夫。心配ないよ。もう1回やってごらん」そう声をかけたときに、変化を見つけられるかどうか。

 実際のプレーの質に変化がなかったとしても、その子がトライするときの表情や気持ち、トライするまでにかかった時間を見ます。

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自転車通勤

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 自転車で通勤しはじめて今日で11日目。往復で37~8キロ。雨の日以外1日に3時間近くを自転車の上で過ごしている。
 
 この10日間、瓢箪山から梅田まで色んな道を試した。行きも帰りもみな違う道で。大ざっぱに3つのルートがあって細かな枝分かれを勘定に入れると、それこそ無数のバリエーションになる。路地をくねくね走ると思わぬ発見があって、その辺り車より遥かに自由だ。迷ってしまい、とんでもないところに行き着いたのも何度かあった。
 かれこれ10年以上、満員電車に揺られ決まりきった道のりを通ってきたが、自転車はその退屈から僕を解放してくれた。選ぶ道の自由を獲得した、といえば大げさか。景色も時々刻々変わっていくし、広々した気分で走っている。
 夜は色とりどり、ほのぼの灯りをともす飲み屋の看板とのたたかいだ。色んな店を横目で見ながら、さっと通りすぎる。
 追々書こうと思うけど、こんな仕事や会社があったんか!みたいな発見もあるし
それ以外にも、面白い看板やお店が沢山あってネットサーフィンのリアル版、と
言えば逆行してるのかな(笑)
 とにかく自転車に乗りながら色んなことを考えている。この何日間でふと思ったのは「電車や車以外に手段はない」と長い間、思い込んで来たなと。あるいは思い込まされて来たのかも知れない。 

 もちろん自転車や徒歩には限界があるし、そういう文明の利器を使うしか仕方ないことの方が世の中きっと多いとは思う。
 けれど、まったく何の疑問も持たず、試してみることすらせずに、決まりきった
方法で、10年も20年も簡単に過ごしてしまえるのも事実だ。
 そう考えていくと「これしかない」という思いこみによって、結局不自由になっていることが、きっと他にもあるに違いない。これを機に色々見直してみようと思う。
 
 例えばビールや焼酎がないと暮らしていけない!とか。それはないか(*^_^*)

南四条温泉

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 わが家と瓢箪山駅の間にある銭湯「南四条温泉」は、廃材を燃料にしてお湯を沸かし、風呂屋を営んでいる。ほぼ毎日、銭湯に通っていた生野時代とは違い、家風呂かたまに車に乗ってスーパー銭湯に行くくらいになった僕も、ここはぜひ応援したいお風呂屋さんだ。
 月に一二度くる廃材を、ご主人が丁寧に割って細かくしている様子を見ていると、ふとそう感じてしまう。(薪割りのせいか、たまにお風呂に浸かっている風呂屋の主人は細く引き締まって無駄のない身体をしている)
 人に優しい町、街には、大きな広場や昔ながらの喫茶店、それに銭湯が必ずある。人が集まってのんびり出来る場所。それが「街や商店街」の活気を保つ条件でもあると『「消費」をやめる』で平川さんが仰っていた。
 大型スーパーで「顔の見えない消費者」になるのてはなく、小さな商店でお互いの顔を見せて売り買いすることが、繋がりのある暖かい社会を復活させる地道な一歩だと、僕は考える。

「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ (シリーズ22世紀を生きる)

「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ (シリーズ22世紀を生きる)